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歌う猫と心地よい風が響く晴れた午後の香り。
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サファイア・ラピスラズリ
9月の誕生石はサファイアとラピスラズリのお話です。
どちらも素晴らしく美しいスペード青い石です。
親しみのある石なのに、最近では非加熱の大粒のサファイアや天然のラピスラズリを手に入れるのはなかなか難しくなってしまいました。
とはいえ、比較的お手持ちのジュエリーの中に1つはありそうな石ですよね。
お時間があったら読んでみてください結晶

          サファイア

ではでは私のお仕事上のネタですが読書以前顧客向けに配信していたメルマガに書き綴った駄文をコピペ〜汗
▼ 9月の誕生石
サファイア 誠実・徳望・貞操
ラピス・ラズリ 健康・愛和
乙女座 8/23〜9/23 守護石:シトリン・メノウ・トパーズ・イエローサファイア
天秤座 9/24〜10/23 守護石:トルコ石・エメラルド・オパール・ペリドット・ブルーサファイア


●サファイア

「宝石になんて興味はないわ」とおっしゃる方でも、ダイアモンド・ルビー・サファイア・パールはご存知だと思います。これらは4大宝石と呼ばれる宝石で、9月の誕生石はその中のサファイアです。その石は天と海を象徴し、透き通る青で深い蒼。はるか昔から高貴な石として大切にされてきました。その名の語源はギリシャ語で青を意味する「サフェイセス」。国や宗教によって祭られ方は違うものの、サファイアには神から授かった知恵と愛、そして予言力が備わっていると考えられて、その美しい青色にふさわしい扱われ方をしてきました。

しかし、宝石の鑑別方法が今のように確立されるより以前は青い石をサファイアと判断していた為、サファイアは青いものとされていましたが、実際サファイアにはホワイト・ピンク・イエロー・オレンジ・パープル・ブラック…実にさまざまな色があり、それらをファンシーカラーサファイアと総称しています。これはサファイアがコランダムという鉱物であり、宝石名としては赤色以外の全てのコランダムをサファイア、他のコランダムよりクロムを多く含んだ赤色のコランダムをルビーとしています。又、青色系のサファイアでアステリズムという星状の光が見える物にだけスターサファイアという宝石名が与えられます。歴史上に登場するサファイアは全て「青い石」もしくは「六条の光を放つ石」なのです。ちょっと前置きが長くなりましたがこれからご紹介するお話は全てブルーサファイアのお話です。

さて、サファイアにも数多くの逸話が残されていますが、今回はナポレオンのお話をご紹介しましょう。


その伝説の石を手放した為に「我輩の辞書に不可能は無い」言った彼がエルバ島に流される事になったと噂された石です。現在フランスの東北部、ランスの大聖堂に納められている“皇帝の石”と呼ばれるサファイアがあります。ローマ帝国のカール大帝の守護石とされていたこの石は「持つ者を必ず皇帝にする」という、秘宝中の秘宝です。驚くべきことに、この石の記録は西暦700年代にまで遡ります。当時のお話は別の機会でご紹介しようと思いますが、永らく西ローマ帝国の寺院に保管されていた“皇帝の石”がナポレオンの手に渡ることになったのは1804年のことです。ナポレオン1世が皇帝に就いてからわずか3ヶ月後、愛妃ジョセフィーヌがローマのアーヘンへ聖水を求めに出向きました。この日アーヘンの町では宮廷礼拝堂の千年記念祭が行われていました。ナポレオンの愛妃として参拝すると、彼女の参拝に敬意を表した寺院の職員達は、お礼に秘宝のサファイア“皇帝の石”を特別に公開することにしました。ところが…うやうやしく差し出されたサファイアを見るなり突然「これで結構よ!」と彼女が口にしました。寺院側は大慌て。なぜならナポレオンがドイツを征服した際、寺院は聖遺物の中から何かを献上する約束になっていたのです。まさかジョセフィーヌがやって来て、よりによってこの秘宝を指定されるとは思ってもいなかった寺院。見せるだけのつもりだったのに…。けれど、約束は約束です。結局“皇帝の石”はナポレオンの手に渡りました。実はこのとき彼女はこの石の歴史をほとんど知らず、宝石好きの夫がさぞかし喜ぶだろうと、単純にそれだけの理由でこのサファイアを指定しただけでした。

帰国後、このサファイアをナポレオンに渡したところ、ナポレオンもこの石の歴史や“皇帝の石”という名前を知るわけもなく、あっさりと「余がそちのために神から授かった石。大切にして手放すでないぞ」とジョセフィーヌに譲ります。こうして夫が皇帝になってから妻への初めてのプレゼントとなりました。しかしこれには訳があったのです。
「サファイアは色欲を封じるという。この石でジョセフィーヌの浮気がおさまればどんなに気が晴れるか…」
フランス皇帝という肩書きを除けば、ナポレオンも妻の浮気に悩む普通の夫だったのです。

それというのも、ジョセフィーヌは初めての結婚でフランス貴族との間に2人の子供をもうけましたが、その夫がフランス革命で断頭台に散ります。子供をかかえ、生活苦に喘いでいる時、後にナポレオン1世となる6歳も年下のコルシカ生まれの小男にプロポーズされました。当時、彼はまだ単なる軍人で彼女は単純に生活の為に彼のプロポーズに応えます。しかし彼女は年下の夫を完全に見下し浮気を重ね、夫を苛立たせるばかり。けれども夫は妻に本気で惚れ込んでいたので、喜ばせたい一心で懸命に努力します。それが功をなしてあっとゆうまにフランス皇帝にまで上り詰めてしまいました。しかし、皇帝に就任してからも彼女の行動は以前と変わらず、ナポレオンを悩ませていたのです。こうして不可能を可能にする男ナポレオンは、サファイアの力を借りて妻の浮気を封じようと試みたのです。その結果ジョセフィーヌは人が変わったように夫に尽くすようになり、洗練された社交術を発揮します。浮気三昧だった妻は「皇帝の守護天使」とまで言われるようになりました。すると…立場が逆転してしまったのか、今度はナポレオンが派手に浮気に明け暮れるようになってしまいました。皮肉にもナポレオンの愛人に子供ができると、彼との間に子供のいなかったジョセフィーヌは次第に身の置き場が無くなり、自ら皇后の地位を放棄します。「皇帝陛下のおん前にお許しを賜り申し上げます。私には殿下にもフランスにも利益をもたらす子供を産む望みがありません。そこで私がこの世でできる最大の愛と献身の証を殿下にお示しすることを喜びとするものです」離婚を申し出ることが一番の愛の証と言い聞かせ、宣誓文を読み上げました。これはナポレオンを感激させエリゼ宮殿と年金を渡し、宮廷を送り出します。

その翌年、待望の皇太子が誕生するとともにナポレオンはローマ王に任命されます。彼は全てに満足していました。しかし、この幸せは長くは続きませんでした。この時期を頂点に彼はロシア進攻という破滅の道を辿ります。後妻にも捨てられた上に島へ流され1812年に孤独のまま52年の生涯を閉じます。一方“皇帝の石”の持ち主、ジョセフーヌは「ナポレオンに捨てられた女」として反逆者ナポレオンを憎む人々の同情を集めました。政府や連合軍は彼女を丁重に扱うようになり彼女の館は華やかなサロンとして賑わい、何不自由のない幸せな余生を送りました。その後“皇帝の石”はナポレオンの弟に嫁いだジョセフィーヌの娘(前夫との)から、その子供のナポレオン3世に渡ります。このナポレオン3世こそが第二帝政を樹立し専制政治を行うのです。ここでもやはり“皇帝の石”としてのパワーを発揮しました。やがてボナパルト家が崩壊すると、ナポレオン3世の妻、ウージュニーの手によってランスの大聖堂へ辿り着くのです。それが現在でも教会の重要な宝物になっていることはいうまでもありません。
もし、ナポレオンが“皇帝の石”を手にしていたら、歴史は少し違っていたのかも知れませんね。


サファイアは不義や好色な人が持つと色が濁るといわれていました。また、ヒンズー教では汚れたり傷があったりすると不吉なことがあるというそうです。さあ大変です!貴女のサファイアは汚れていませんか?ダイアモンドに次いで丈夫な石ですから、こまめに洗浄しましょう。ぬるま湯に中性洗剤をつけて浸けておくだけでもいいですし、汚れが目立つときは歯ブラシ等で磨いても大丈夫です。そしてよくすすいでから、乾いた軟らかい布で拭取るだけで見違えるほどきれいになります。

ウィークポイント
衝撃△ 超音波洗浄○ 除光液○ ヘアスプレー○ 温泉○


●ラピス・ラズリ
          ラピスラズリ

9月の誕生石としてはサファイアが一般的ですが、アメリカやイギリスではラピス・ラズリとされています。サファイアと同様、澄み渡る空の色を象徴しています。ラテン語でラピスとは「石」、ラズリとは「青色」という意味です。日本名を「青金石」又は「瑠璃」と呼ばれ、宝飾品以外にも多く利用され、昔から親しまれている宝石の一つです。

ラピス・ラズリは濃紺色が最も高品質とされていますが、石の中に金色の黄鉄鉱の粒子が含まれている物があります。石の中に点在する金の斑点は、夜空に輝く星を連想させることから瑠璃光と呼ばれ、宇宙の象徴とも考えられていました。瑠璃光は極楽浄土を彩る七宝の一つに数えられていることから、昔から日本でも非常に人気の高い宝石の一つなのです。


この石の歴史も非常に古くから伝わっており、バビロニアの時代から親しまれていました。古代エジプトでもこの石の人気は非常に高く、国王が身につける石でした。中でも色の美しいものはファラオだけが指輪にする事を許されていたそうです。エジプトでは産出されていなかったので、この石が欲しかった為にアフガニスタンとの交易路を開いたほどです。そして大量にエジプトに輸入し冥界の王、オシリスに捧げられました。比較的柔らかい石であることから、死者の国を彩るための様々な形の護符に加工されます。発見された多くの遺品から、ラピス・ラズリ製のスカラべやラーの眼と呼ばれる護符が見つかっており、当時のこの石に対する信仰深い扱いを窺うことができます。
その後、古代ローマ時代には美の女神アフロディテの石とされ、神聖な石として扱われます。ここでも護符や装飾品として広く親しまれていたようです。モーゼの十戒でモーゼが神からの十戒を刻んだ石板もラピス・ラズリだったそうです。新約聖書ではサファイアに刻んだとされていますが、サファイアのダイアモンドに次ぐ強靭な硬度から考えて不可能だと考えられることから、ラピス・ラズリが正解のようですね。

中世ヨーロッパ時代になると硬度が5〜6と柔らかいこの石は宝石だけでなく、粉末にして絵の具を作ったりもされていました。これほどの美しい青は、他の物で加工してもなかなか発色しなかったのです。ヨーロッパなどの教会では壁画や天井画に多く使用されています。日本では群青色と呼ばれている色ですが、当時はラピス・ラズリの粉末でできた絵の具は大変な貴重品とされ、金と同じ値段で扱われていたそうです。貧しい画家は食事を減らしたり馬車での移動を徒歩でやり過ごしたりと節約をして、どうにかこの青絵の具を手に入れ、後世に名を馳せるほどの宮廷画家になることができたのです。当時の絵画や彫刻に施された「天井のブルー」は今でも色褪せることなく見ることができます。


日本でも古くから持ち主に健康を保たせる石とされてきました。その美しい色から心が穏やかになり熱の病や躁うつ病など、あらゆる病気を退散させると信じられていました。また喉もとに当てると肌が綺麗になると言われていたそうです。和名である「瑠璃」は高貴なものに使われました。品格のある青として貴族や僧侶に特別な青として扱われたのです。なかでも仏教との関係は深く、浄瑠璃寺という名が付いた程です。この浄瑠璃寺の本尊は薬師如来、薬を手に持った姿の医王です。ここでもやはり健康に関係します。瑠璃の中には薬師如来が宿ると言われ、多くの伝説を残しています。

今日でも人は高く、ストーンパワーなどに興味のある方でしたら必ず持っている石の一つだと思います。練って絵の具に出来てしまうほど柔らかい石ですから、取り扱いは慎重に。脂にも馴染みやすいので見につけた後は柔らかい布で優しく汚れをふき取って下さい。そのままにしておくと、せっかくの青が白っぽく濁ってしまいます。

ウィークポイント
衝撃× ヘアスプレー△ 超音波洗浄× 除光液△ 塩素洗剤× 温泉△ 汗・皮脂△ 化粧品類× 紫外線△
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